猫のはこぶね活動記録4

2023/07/14 02:27

冬華ちゃん 17歳冬華ちゃん 17歳
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2014年夏、品川区の集合住宅管理会社より電話がありました。
「居住者で高齢者の男性が熱中症で倒れ病院に緊急搬送された、猫が3匹いるため引き取って欲しい。」

高齢者は単身者で介護保険サービスを利用していました。
飼い主に断りもなく猫を引き取ることはできないため、ケアマネージャーに間に入ってもらい引き取ることになりました。

突然の出来事に3頭の猫は驚きおびえ、押し入れに隠れたり、布団に潜り込んだり、食器棚の上に避難してりしていました。
室内はエアコンもなく扇風機もなく、ひどく暑かったことを覚えています。
今ここで猫を保護しないとこの子達も熱中症で倒れれてしまう、そう思い夢中で保護にあたりました。

3頭はとてもおとなしく人馴れしている性格を直ぐに見せ始めました。
そして難なく里親さんに譲渡となりました。

でも三毛猫の冬華ちゃんだけは2度譲渡となったにも、私のもとに帰って来ることになります。
冬華ちゃんは避妊手術は済ませましたが繁殖シーズンになると大きな声で鳴いてしまうことが度々ありました。シェルターにも度ってきても数年間はよく鳴いていました。
保護してから9年の月日が流れて今では17歳のおばあちゃんになり毎日穏やかにのんびり暮らしています。
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その後飼い主さんは在宅生活から介護施設に入所したと連絡がありました。
幸せの選択肢は決してひとつではなく、飼い主とペットが共に暮らせなくなってもそれぞれの場所で命の安全を守られ共に幸せになることもできるのです。

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