ペットの家族化を背景にペットの福利厚生も充実…飼い主に優しい企業

2021/10/30 00:00

 在宅ワークで会議に猫が参加している様子やパソコンの上に猫が乗ってネコハラス…なんて言葉が生まれるなど、職場の雰囲気を和ませ、ほっと一息つける休憩時間を提供してくれるペットたち。社員犬や猫なども話題に上ることが多いですよね。ペットの家族化が進むなか、ペットにも家族と同様の福利厚生を望む声に応える企業は、ペット業界の垣根を超えて広がっていますが、ここではペット業界に絞って紹介します。

●ココグルメ

 手作りドッグフードブランドCoCo Groumet(ココグルメ)を展開するバイオフィリアは5月25日にペットと飼い主のための福利厚生制度を導入しました。2017年の創業時からペットが亡くなった場合に3日間の休暇が取得できる制度を導入していましたが、あくまでも有給扱い。見直した点は、3日間を忌引適用とし、亡くなる前日より取得可能としました。さらに、3日以上取得したい場合も相談ベースで延長できます。

 また、動物ボランティア休暇やペット扶養手当を新たに導入しています。動物ボランティアに参加する場合は、年に2日の特別休暇が取得できます。ペット扶養手当については、ペットと一緒に暮らしている社員に対し、1匹につき月2000円を付与します。さらに動物愛護の視点を重視し、保護施設などから引き取った場合は3000円を上乗せして支給します。ボランティアなどで一時的に預かる場合でも、預かり期間中は同様に手当を支給します。さらに、コロナが落ち着いた後もペット同伴出勤やリモートワークも継続する姿勢を示しています。

●アイペット損害保険

 ペット保険のアイペット損害保険がペットにまつわる休暇制度を取り入れたのは、2016年7月のことです。導入当初の対象ペットは犬と猫のみでしたが、17年7月には鳥、ウサギ、フェレットなど対象ペットを拡大しています。さらに、休暇の種類は、ペット忌引とペット休暇の2つに分かれています。ペットの死亡時には3日間の慶弔休暇が付与されます。ペット休暇は、2日間取得可能です。

●マースジャパン・リミテッド

 マースの主力事業の一つであるペットケア事業では、「ペットのためのより良い世界」の実現を目指す取り組みの一つとして、「ペットフレンドリーオフィス」を導入しています。東京オフィスでは従業員が飼っている犬や猫をオフィスに連れてきて、一緒に仕事をすることができる環境を整えています。

 ペットをオフィスに連れてくることで、普段、業務上の関わりのない従業員とのコミュニケーションが生まれたり、ペットと触れ合うことでリラックスすることができるなど、オフィス内の和やかな雰囲気作りにも寄与しているようです。

 さらに、忌引休暇、慶弔金制度、ペット同伴出勤時の交通費や業務上の理由によりペットシッターやペットホテルに預ける場合の費用の補助など、さまざまなサポート制度があります。

文=いぬねこプラス編集部

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