わんこと一緒に行くカフェ&レストラン…お店の選び方やマナーをおさらい

2021/11/17 00:00

(写真はイメージ/著者提供)

 わんこと一緒にカフェやレストランに入れるようになると、休日のお出かけがさらに楽しくなります。でも、カフェなどに慣れていないわんこの場合、ちゃんとお行儀よくできるかな、などの心配もありますよね。

 ここでは、わんこと入れるお店の選び方や、最低限のマナーなどを解説。安心してわんことの外食を楽しめるよう、事前にポイントを押さえておきましょう。

ウェルカム度は「ドッグカフェ」>「わんこもOK」

(犬用のビュッフェ/著者提供)

 わんこと入れるカフェやレストランと言っても「ドッグカフェ」と「わんこもOKのお店」にはさまざまな違いがあります。

 いわゆる「ドッグカフェ」と呼ばれるお店は、基本的に犬連れ専門や、わんこを積極的に受け入れているお店。店内のほとんどの席がわんこOKです。わんこへのお水のサービス、ドッグメニューがあり、なかには犬用のビュッフェを用意しているお店も。さらにドッグランを併設しているところもあります。

 一方、「わんこもOKのお店」は、一般的なカフェやレストランが、一部の席をわんこOKにしているスタイル。そのほとんどがテラス席ですが、店内の一部や全部をわんこOKにしているところもあります。あくまで一般客向けが基本なので、わんこへのサービスは、お水を出してくれるところもある、といった程度です。

 当然ながら、犬連れ専門であるドッグカフェのほうが歓迎ムード。他のお客さんもほとんどが犬連れなので、多少ほえたりしても大目に見てくれるケースがあります。わんこのカフェデビューには「ドッグカフェ」が向いていると言えそうです。

 ただし、お店の数や種類、料理や雰囲気などでいえば、選択肢は一般のお店のほうが豊富。また、他のわんこが苦手なタイプのわんこは、ドッグカフェよりも一般のお店で、ほかのわんこと隣り合わせにならない席のほうがお利口にできるケースも。愛犬のタイプに合ったお店を選びましょう。

店の数は「テラス席わんこOK」>「店内わんこOK」

(写真はイメージ/著者提供)

 街でテラス席のあるお店を見つけたら、そのほとんどが「テラス席わんこOK」のお店。「テラス席わんこOK」のお店は数が多く、外から見ても分かりやすいので、「店内わんこOK」のお店よりも探しやすいのが特徴です。

 上の写真のように、開放的なテラス席はわんこも気持ちよく過ごせます。ただし当然のことながら、夏や冬、雨の日などは利用するのが難しいというのがネック。わんこと行ってみたいお店を見つけたら、過ごしやすい季節・天気の日を狙って行きましょう。

 「店内わんこOK」は、「テラス席わんこOK」のお店と比べて数は少ないですが、季節や天候に左右されずに利用できます。

 なお、全てではありませんが「テラス席わんこOK」のお店は、なかには喫煙もOKというケースがあります。タバコの煙を愛犬に吸わせたくない、または飼い主さん自身、煙が苦手、という場合は、事前にチェックしましょう。

マナーを守ってわんことの飲食を楽しい思い出に

(椅子に座らせてOKの場合に敷くカフェマット/著者提供)

 わんこと行けるお店の種類を紹介してきましたが、どんなタイプのお店であっても、マナーを大切に。事前に最低限のマナーを知っておきましょう。

・入店前にトイレを済ませる
慣れないカフェで緊張して失敗してしまった……とならないよう、入店前にトイレを済ませます。それでも心配なわんこには、マナーベルトやマナーパンツを履かせると安心。

・(特に店内の場合)服を着せる
わんこの抜け毛が落ちるのを防ぐために、服を着せるのも効果があります。特に店内に入るとき、換毛期で毛が抜けやすいときなどは、なるべく着せましょう。

・わんこは飼い主の足元が基本
わんこを椅子の上に乗せてもOKなお店を除き、わんこは飼い主の足元で過ごすのが基本。なるべくテーブル下に入れるなど、場所を取らないように注意しましょう。

・椅子の上に直接乗せない
わんこを椅子の上に乗せてOKなお店であっても、直接ではなく、カフェマットなどの敷物を敷いた上に座らせましょう。なかには貸し出し用のカフェマットを置いているお店もあります。お店によっては、椅子の上に乗せること自体NGにしているところも。お店のルールを優先的に守りましょう。

・テーブルの上にわんこの足や顎を乗せない
テーブルの上に前足をかけたり、顎を乗せたりするわんこの姿はかわいらしいのですが、衛生上あまり好ましくありません。やりかけたら、すぐにやめさせましょう。

・リードは短めに
お店にリードフックがある場合は利用し、ない場合は飼い主の足に巻きつけるなどして、短めに。わんこが隣の席に行ってしまったり、床の上で場所を取ったりしないよう常にチェックしましょう。

・他のわんことの接触は飼い主に確認してから
他のわんこと関わりたくないわんこもいます。相性がわからない初対面のわんこと挨拶させたい場合は、飼い主さんに確認してからにしましょう。バギーの中に入れると、接触を防ぐことができます。

 特に一般の人も利用するお店の場合、犬連れ客のマナーが悪いと、お店へのクレームにつながってしまうことも。そのようなケースが続くと、わんこの受け入れが難しくなってしまうお店も出てくるので、くれぐれもマナーを守るように気を付けましょう。お店によっては、独自のルールを掲示しているところもあるので、その場合はそれを優先しましょう。

わんことの外食にあるといいモノ

(写真はイメージ/著者提供)

 わんことカフェ&レストランに行くとき必要なものは、いつものお散歩グッズ(排泄後にかけるマナーウォーター、排泄物を入れるマナーバッグ)があればOK。さらに、できればこれもあると便利、というものを以下にまとめてみました。

・水飲みボウル
わんこ用のお水のサービスがないお店でもこれがあると安心。折り畳みタイプが便利

・カフェマット
椅子に座らせてOKなお店のとき、椅子の上に敷きます

・バギー/キャリーバッグ
バギーならそのまま(上の写真を参照)、キャリーバッグなら椅子の上に置いて、わんこの顔が見える高さに座らせておくことができます。ただし、広くないお店などでは邪魔になることもあるので、使ってもいいかスタッフに確認を

・服
抜け毛が落ちるのを防ぐため、特に店内では着せるとベター

マナーを守ってわんことの外食を楽しみましょう

 慣れない環境では緊張するわんこも多く、いつもしない行動をすることがあります。初めのうちは短時間の利用を何度か繰り返して徐々に慣れさせるのもお薦めです。

 カフェやレストランでお利口に過ごせるようになると、少し遠方へのお出かけや、泊まりの旅行も一緒に行けるようになります。お店や他のお客さんに迷惑をかけないよう、マナーを守って、わんことの外食を楽しんでくださいね。

(文・構成=前川ミチコ/エディター・フリーライター)

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