犬や猫以外のペットは1人暮らしでも飼いやすい?注意すべきポイントは?

2021/11/05 00:01

 ペットといえば犬や猫ですが、うさぎやハムスター、ハリネズミ、チンチラなどの小動物や、オウムやインコなどの鳥類などを飼っている人もいますね。SNS上をにぎわすこともしばしば。住宅不可の物件であっても、許可される場合がある、1人暮らしでも育てやすいとの理由から、迎え入れる人もいます。

 ただ、専門の獣医師が少ないなど、注意すべき点もあるのが現状です。ちなみに、犬や猫以外のペットをエキゾチックペットと総称して呼ぶこともあり、犬・猫以外の飼育小動物に関する獣医療の研究を促進する機関として、日本獣医エキゾチック動物学会もあります。獣医療では、エキゾチックペットの定義付けとして、犬や猫を除く小型ペット動物としています。

 犬や猫以外のペットについては、なかなか実態が捉えにくいものですが、アニコム損保は2010年から毎年、同社が提供するペット保険「どうぶつ健保」の保険支払い実績や独自に実施したアンケート調査の結果などを基に、家庭どうぶつに関するさまざまなデータをまとめた「家庭どうぶつ白書」を発行しています。そこには、犬や猫以外の鳥やうさぎ、フェレットに対する調査報告もあります。エキゾチックペットに関する世界を少しのぞいてみましょう。

ハムスターの年間費用は約2万5千円

 まずは、ペットにかけた19年の年間支出調査は「家庭どうぶつ白書2020」によると、犬で30万6801円、猫で15万8680円に上ります。一方、エキゾチックアニマルでは一番費用が高いのがうさぎで8万8410円、次いでフェレットが6万9690円、ハリネズミ4万9928円、鳥4万1514円、ハムスター2万4296円と続きます。犬や猫と比べ圧倒的に費用が抑えられるのがわかります。

 項目ごとに見てみると、ケガや病気の治療費は一番高いうさぎで1万6968円、フェレットで1万5767円。ハリネズミや鳥、ハムスターは1万円をきります。ただ、エキゾチックアニマルを診療できる獣医師はまだまだ限られおり、特に地方の場合は遠方まで診療に行かないといけないという場合もあるので注意が必要です。購入を検討する際には、事前に診療してくれる動物病院をさがしておくことをお薦めします。

 また、注意したいのは、夜行性動物であるハムスターやハリネズミなどです。例えば単身者の場合、飼い主が家にいない日中は寝て過ごし、帰宅するころに活動する夜行性動物は飼いやすいとも言えます。ただ、部屋の数やスペースに限りがあり、寝室にゲージを置かなくてはいけない場合などは、夜ゴソゴソと活動するハムスターやハリネズミの音が気になって眠れない…といった事態をまねくことになるかもしれません。

 ペットを迎え入れるにあたっては、自分のライフスタイルに合うかどうか、きちんと見極めてから飼い始めましょう。

参考:アニコム家庭どうぶつ白書

文=いぬねこプラス編集部

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