ペットお守り、迷子や災害時の早期発見アイテムに

2022/01/03 12:00

ペットお守りおかえりQR(左)と同梱のシール(右)

 新年行事のひとつである初詣。近年では犬も一緒にお参りできる神社も増えています。そんな中、縁起物のお守りにペットが迷子のときに役立つ機能を備えた「ペットお守り お帰りQR」が誕生しました。

 コロナの影響もあり新たなペット飼い主が増える中で、行方不明になってしまう犬や猫の問題も発生しています。動物愛護管理法では、飼い主が分かるように首輪や迷子札、マイクロチップなどを装着することが飼い主の責務として記載されています。また、環境省は飼い主と離ればなれになったペットが保護された際に飼い主のもとに戻れるように、犬や猫に迷子札とマイクロチップなど普段から身元を示すものを二重でつける対策をとる重要性を示し、推奨しています。

 ペットお守り お帰りQRは、昭文社ホールディングスとその子会社であるマップル、鈴鹿明神社、御守りメーカーであるユーカワベが共同で開発しました。使い方はとても簡単。オンライン登録サイトでID番号と家族のメールアドレスを事前に登録し、QRシールをお守りの裏面に貼り付け首輪につけるだけ。月額費用や専用アプリのダウンロードなどの必要はありません。

 もしもペットが行方不明になってしまった場合は、発見者がQRコードを読み込むことで、メッセージや地図、画像を送信することができ、登録されているペットの飼い主さんにメールが届く仕組みです。現在の状況や発見場所を即座に伝えることができます。発見者のメールアドレスなどの情報が飼い主さんに公開される心配もありません。

 ペットお守り お帰りQRは、1月1日より東日本の5社寺、鈴鹿明神社(神奈川)、武田神社(山梨)、意富比神社(千葉)、柴又帝釈天(東京)、武州柿生 琴平神社(神奈川)で販売しています。販売される神社は順次拡大される見込みです。お守りの値段やデザインは、各寺社によって異なります。

文=いぬねこプラス編集部

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