犬童一心監督×斉藤ひろし原作・脚本の子犬「ハウ」と青年の物語 映画は今夏公開

2022/01/14 20:00

温かく存在感のある仔犬が物語の主人公・ハウ

 犬と人間の絆を描いた物語がまた1つ誕生します。タイトルは「ハウ」。温かく存在感のある仔犬がこの物語の主人公・ハウです。公開された超特報映像では、ハウの動いている様子が見られます。これから始まる〈ハウと私〉の物語への想像が膨らむことでしょう。映画「ハウ」の公式 Twitter、Instagramも開設され、今後ハウのかわいい姿が更新されていくようです。

 小説と脚本は、これまで「キセキ-あの日のソビト-」「ナミヤ雑貨店の奇蹟」「余命1ヶ月の花嫁」を手掛けてきた脚本家・斉藤ひろし。斎藤自身が愛犬と過ごした大切な思い出をエッセンスに小説を執筆しました。2月7日に全国の書店にて発売されます。

 今夏の映画化も決定しており、監督は、「ジョゼと虎と魚たち」「最高の人生の見つけ方」など数々の作品で人々の感情や繊細さを細かく描いてきた犬童一心が務めます。愛猫の記事を書くなど動物愛に溢れている犬童一心監督が原作者・斉藤ひろしと共同脚本としてもタッグを組み、小説とは少し違った世界感で〈犬と人との絆〉を描きます。

コメント

斉藤ひろし(原作・脚本)

子供のころ、我が家に一匹の野良犬が迷い込み、そのまま家族の一員となりました。 犬は友であり、私の庇護者でもありました。締め切りに追われ、筆も進まぬまま、愛犬と過ごした日々を思い出していたある夜、 この物語が降りてきました。 犬が私たちに示してくれる愛と友情の深さは理解不能なまでに無限大です。きみ、いったい、何者なの?わたしはずっとこの不思議な存在を小説にしたいと思っていました。 人間の都合で声を失った犬が、傷ついた人々に生きる勇気を与えてくれるお話。 そんな物語に小池賢太郎プロデューサーが共感してくださり、犬童一心監督の手で映像化されることとなりました。犬童監督は作家として無闇に妥協迎合しない厳しさで創作にのぞみ、 なおかつそれが自然と良質なエンタテインメントを生み出してしまうという、 映画に愛された人です。みなさんに、この作品を観て陽だまりのような温かさを感じていただけたら幸いです。

犬童一心(監督・脚本)

「ハウ」は神さまからの贈り物。
その旅の中でいくつもの傷ついた心を見つけ寄り添っていく。どんな時も人を信じきる在り方、そのイノセントな魂に心揺さぶられます。
毎日撮影をしながら、その瞳の輝きに何度もグッときてしまいました。
「ハウ」は、今こそ必要な、他人を思いやる想像力が姿を現したかのようです。
きっと、今一番望まれているものがそこに見えて来ます。

小池賢太郎(プロデュース)

2016年春、脚本家、斉藤ひろしさんと、ある映画の脚本の打ち合わせをしている最中に、偶然にもこのハウの物語をお聞きして、深く感銘を受けたことを今でも覚えております。
あれから、月日が経ちましたが、今の時代に、映画化が決定して、皆様に、この物語をスクリーンで見て頂けることを本当に嬉しく思っております。
犬童一心監督の思いや、斉藤ひろしさんの思いを一身に受け、躍動するハウの勇姿を是非、楽しみにして頂けたらと思います。ハウという一匹の白い犬の存在感。
その大きすぎる魅力に、皆様の驚く顔を想像すると、今からわくわくします。

映画公開情報

「ハウ」 2022 年夏ロードショー
公式サイト:haw-movie.com
Twitter:@haw_movie2022
Instagram:@haw_movie2022
©2022「ハウ」製作委員会
原作:「ハウ」斉藤ひろし(朝日文庫)
監督:犬童一心
脚本:斉藤ひろし 犬童一心
音楽:上野耕路
企画・プロデュース:小池賢太郎
プロデューサー:丸山文成 柳迫成彦
企画・製作プロダクション:ジョーカーフィルムズ
製作幹事:ハピネットファントム・スタジオ、東映
配給:東映

文=いぬねこプラス編集部

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