余命2週間と宣告された保護犬の奇跡のストーリー

2022/02/18 10:00

 がんで2週間の命だと宣告された老犬の奇跡のストーリーに世界中が注目しています。

 現在15〜17歳だと推定される老犬のヘンリーは、膀胱がんで2週間の命だと宣告され、前の飼い主に放棄されました。米国の非営利団体「Marley’s Mutts Dog Rescue」がヘンリーを救助しましたが、ヘンリーは耳も聞こえず、片目も見えず、非常に衰弱し、痛みに苦しんでいる様子だったと言います。ヘンリーを救助した同団体のザック・スコウさんは、「ヘンリーの体調は悪く、呼吸するのも苦しそうで、震えていた」と話しています。

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余命2週間と宣告された保護犬の奇跡のストーリーの画像1

保護時のヘンリー。混乱していて元気もない様子…The Dodo/YouTube

 「彼が長く生きられるかわからない。最後の数日あるいは数週間を幸せに過ごしてもらいたい」と、ヘンリーの寿命が長くないと考えていたスコウさんですが、予想外の出来事が起こります。一晩寝て起きるとヘンリーの表情は穏やかになり、生気も戻ってきたのです。まるでヘンリーが「OK! やってみるよ!」と言っているかのようだったとスコウさんは話します。

余命2週間と宣告された保護犬の奇跡のストーリーの画像2

一晩寝たら穏やかな顔に The Dodo/YouTube

 そしてヘンリーはみるみる元気になり、一カ月半ほどで完全に生まれ変わったと言います。ヘンリーは子犬のようにスコウさんに甘えるようになり、飛び跳ねて遊ぶそうにもなりました。スコウさんは「ヘンリーに必要だったのは家族であり、おそらく前の飼い主の家庭では家族の一員として扱われていなかったのだろう」と言います。

余命2週間と宣告された保護犬の奇跡のストーリーの画像3

元気に走り回れるまで回復。完全に生まれ変わった! The Dodo/YouTube

 そこでスコウさんはヘンリーが最期の時間を愛され穏やかに迎えられる家族に引き渡すことに決めました。Marley’s Mutt Dog Rescueでヘンリーの話を聞いた、キャロ・アギラさんはすぐに里親に名乗りを上げました。「彼が私の人生にいるべきだと思いました」とアギラさんは話します。

 昨年3月に新たな家に迎えられ最初は臆病だったヘンリーでしたが今は完全にリラックスしているようです。「彼はとても優しくて愛情深いです。同居する他の犬と一緒にいるときは、彼らに話しかけるのが大好きです。一緒にいないときはとても静かで、私の机の横で寝ています」と伝えています。

 
 
 
 
 
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 アギラさんはヘンリーを家に迎えてから、Instagramアカウント「@seniordoghenry」を開設、約6万人のフォロワーがヘンリーの近況を日々心待ちにしています。「ヘンリーは私たちの人生を豊かにしてくれた」とスコウさんが話すように、世界中の人々にもささやかな幸せを送り続けてくれているようです。ヘンリーには最期の時までそれに見合うだけの多くの愛情に囲まれていてもらいたいですね。

Instagram: @seniordoghenry 

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