4頭の愛犬のためにウクライナに残ることを決意した南アフリカ人男性

2022/02/26 10:00

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GettyImages

 ロシアが隣国ウクライナへの侵攻を開始し、首都キエフの地下鉄では犬や猫などのペットを抱えた人々の姿が見られるなど、人々とともにペットも避難を余儀なくされています。

 ペットとともに避難生活を送ることは容易ではありませんが、米紙「Washington Post」(2月24日付)によると、ウクライナとの国境から約40km離れたスチャヴァ市に拠点を置くルーマニアの動物救助団体「Casa lui Patrocle」は、ペットと避難する人々を助けることを約束し、ペットに獣医学的な支援もするとSNS上で表明しました。

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 ただ全ての人がペットと一緒に避難することを選んだわけではありません。「ロイター」(2月24日付)は、愛犬を家に置いてポーランド国境に逃げた夫婦を報じています。それまで家族として愛されていたはずのペットが有事の際にモノのように置き去りにされるのは非常に悲しいことですが、一方で愛犬とともにウクライナに残る決断をした人もいます。

 英紙「Sunday Times」(2月24日付)によると、ウクライナクリケット連盟のCEOで、キエフに住む南アフリカ人コバス・オリビエさんは、「私は犬がいるからここにいる、絶対に離れない、そんな選択肢はない」と話し、避難を拒否しているとのことです。

「私と私の犬たち(マンマ・ティッキー、オーリー、カヤ、ジェシー)の1カ月分の食料があります。私たち5人はここで立ち往生していますが、無事に終わることを願っています。」(オリビエさん)

キエフに残ることがベストな選択だったかはまだ分かりません。たとえば、アメリカ人でキエフ在住の人気YouTuber「Zepla」は、ペットの出入国に関する煩雑な書類手続きで出国が遅れながらも、ペットの犬と猫とともにポーランドに避難しました。キエフに残る場合は戦況によりペットにも危険が及びますが、避難した場合はペットに強いストレスを与えることになります。ただ、いずれにしろペットのことを最優先に考える姿勢は飼い主の鏡と言えるのではないでしょうか。

 愛犬家であるプーチン大統領は冷酷な独裁主義者だとしても、戦争の巻き添えにされるペットたちの苦しみには共感できるはずです。動物たちのためにも一刻も早いウクライナからの撤退を望みます。

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文=いぬねこプラス編集部

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