ねこ愛に溢れた「ちよだ猫まつり」を取材!

2022/03/23 18:00

 3月22日は公益財団法人・どうぶつ基金が制定した「さくらねこの日」です。さくらねことは捕獲され去勢手術を受けた飼い主のいない猫のことで、手術済みの目印として耳の先端V字にカットされており、それが桜の花びらに似ていることからそう言われています。

 それに先駆け先週末の3月19~20日には、千代田区役所1階で「ちよだ猫まつり」が2年ぶりに開催されました(昨年はオンラインイベントで実施)。今年は規模を例年の半分に縮小したため、来場者数も例年(15,000人)の半数程度とのことですが、感染対策に配慮しながら大きな賑わいを見せました。

 ちよだ猫まつりは、一般財団法人「ちよだニャンとなる会」と千代田区が共同で開催するチャリティイベントです。「猫の殺処分ゼロ」を実現している千代田区は、行政とボランティアが協働で「飼い主のいない猫」の問題に取り組んできました。ちよだ猫まつりの収益は、飼い主のいない猫の医療費などに活用されます。2020年には小池百合子都知事が来場し、話題になりました。

 19日(土)にちよだ猫まつりに参加した時の様子をご報告します。

 正面の入り口に長蛇の列。なんとこれ、猫おもちゃ専門メーカー「猫の家」さんに並ぶ人々です。

(C)いぬねこプラス

 中に入ると『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)作者・町田尚子さんが描いた大きなイラストパネル。その横には猫の殺処分ゼロをいち早く達成した「千代田モデル」についての説明パネルもありました。

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 ウクライナの動物救援活動への義援金も募られていました。義援金はちよだニャンとなる会を通してドイツ動物福祉協会へ送金されるそうです。

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 ちよだニャンとなる会さんも大きなブースで出店していました。代表理事の香取章子さんにお話を聞いたところ、「千代田モデル成功の鍵は行政主導で活動が始まったことにある」とのこと。同会は2月22日に、老猫ホームとホスピスを併設する譲渡型の保護猫カフェ「ちよだニャンとなるカフェ神田神保町」もオープンしました。

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 一般社団法人42825(よつやねこ)さんでは、のらねこ算Tシャツとパーカーを販売していました。かわいい絵柄ですが、1組のペアから2年で80匹ほどに増えると言われている野良猫の爆発的増加の様子が視覚的にわかりやすく表現されています。

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 文京区の地域猫活動ボランティアグループ「ぶんねこの会」さんでは、蚕の繭が先端についた手作りのかわいい猫じゃらしなどを販売されてました。同会は12年以上活動されているそうです。

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 会場内には町田尚子さんが描いた、クスッと笑っちゃうようなシチュエーションのかわいい猫イラストがいたるところに展示されていました。

『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)/写真は会場展示パネル(C)いぬねこプラス

『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)/写真は会場展示パネル(C)いぬねこプラス

『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)/写真は会場展示パネル(C)いぬねこプラス

 大人気の猫じゃらし(猫の家)は、売り切れ続出。イベントでしか買えない商品もあるとか。売り上げの20%がちよだニャンとなる会さんの保護猫の治療費に充てられます。

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 飼い猫のさまざまな情報を記入できるように工夫された「ねこライフ手帳」(ねこライフ手帳製作委員会)

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 千代田区観光大使を務めるリラックマが登場。「のんびりねこテーマ」仕様のリラックマには尻尾もあります。希望者はリラックマと一緒に写真撮影もできました。

 猫を愛でるだけでなく、心から猫の幸せを願った素晴らしいチャリティイベントでした。来年も開催された際にはぜひ足を運んでみてください!

文=いぬねこプラス編集部

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