上沼恵美子が語る、ペットロスを乗り越えた過去と犬の偉大さ
2022/03/29 17:00

上沼恵美子のYouTubeチャンネルより
大の犬好きとして知られるタレントの上沼恵美子が、3月28日にYouTubeチャンネルを更新。『上沼恵美子が犬と生きる人生について語ります。』と題した動画で、犬の素晴らしさや、ペットロスに苦しんだ日々について言及しました。
「犬がいなかったら、私の人生どうなってたか」
ソファーに座る上沼恵美子の背後には、自身が描いた犬たちの絵がずらり。<あんな魅力的な動物はいない><犬がいなかったら、私の人生どうなってたかなと思うくらい、犬に癒され犬に色々なことを教えてもらい、私の力になってくれました>と、犬の魅力について熱弁しました。
上沼が最初に犬と暮らしたのは小学三年生の時で、日本スピッツの「チャッピー」という名前の犬だったそう。その後、大阪に出てきてビーグル犬の「ジョー」と出会い、その次に飼ったラブラドールレトリーバーの「リッティー」が忘れられないといいます。
リッティーは賢くもやんちゃな男の子で、羽毛布団をビリビリに裂いてしまったことも。そんなリッティーのことを上沼は大好きで、<この子と別れるくらいなら私もいなくなりたい>と思うほどだったそうです。
しかし、リッティーは大病を患ってしまい、手術をしたものの虹の橋を渡ることに。リッティーが亡くなった喪失感で上沼はヘロヘロになり、仕事でタイに行くために乗った飛行機では、雲の上にリッティーがいると感じ、飛行機の中から泣きながらリッティーを探したといいます。
そんな悲しみと怒りに満ちた日々が半年ほど続いたある日、上沼の夫が「リッティーから手紙が来た」と言い、手紙の内容は以下のものでした。
<お母さんお父さん、僕が死んだからってそんなに悲しまないでください。僕はそれは辛いです。そして、犬のことを嫌いにならないでください。僕の後に新しい犬を飼ってあげてください。それが僕の願いです>
夫からの気遣いであった手紙に心を動かされた上沼は、新しいワンちゃんを迎え入れることを決意。愛犬との別れは辛いものだけれども、いつまでも悲しんでいてはいけないと語りました。
<犬との別れって本当に悲しい。もう言いようがない。でも、いつまでも悲しんでるということは、天国にあがっていったワンちゃんが一番悲しむことなんだっていうことを言い聞かせて、私も頑張ってます>
上沼が言及した内容は、愛犬を亡くしたことのある人であれば、だれもが共感できるものではないでしょうか。