ブチャで救出された愛犬が飼い主と奇跡の再会! ウクライナの動物の支援方法も(動画)

2022/04/09 10:00

 ロシアのウクライナ侵攻から一カ月半が経過しました。キエフ近郊のブチャでは大量の民間人が虐殺されたと見られ、国際的な怒りが高まっています。そうした中、ブチャから救出されたシベリアンハスキーが飼い主と再開を果たした感動の映像が公開されました。

前回の海外記事はこちら

 動画はウクライナのために戦うベラルーシの軍事組織カストゥス・カリヌスキ大隊のInstagramアカウント「belwarriors」が投稿し、瞬く間に4万回近く再生されました。

 なにかに駆け寄る小走りのハスキー。徐々にスピードをあげ、ギャロップし始めると、その先には1人の男性が。嬉しそうに男性の顔を舐め、嬉しい様子のワンちゃん。子犬のように甲高く鳴き声をあげ、まるで「寂しかったよお」と言っているかのようです。その後、飼い主さんは家族に電話をかけ、愛犬との再会を報告しました。

 
 
 
 
 
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 今月上旬までロシア軍が占拠していたブチャの北西にある町ボロジャンカでは、シェルターの犬数百頭が餌も水も与えられず死亡しているのが発見されています。中には銃殺されたと見られる犬もいたといいます。戦争の被害は人間だけでなく、ペットや動物たちの間でも深刻です。

 今回はカストゥス・カリヌスキ大隊がブチャをパトロール中に偶然、迷子の犬を見つけられたから良いものの、過酷な状況にいる犬や猫たちは無数にいることでしょう。中にはロシア軍の手にかけられた悲惨なペットたちもいるかもしれません。

 ウクライナの動物シェルターを支援する方法は以前に記事化していますので、こちらをご覧ください。

 動物たちのためにも、一刻も早い戦争の集結とウクライナの平和の回復を望みます。

文=いぬねこプラス編集部

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