マース、SDGsの活動強化 LOHACOの製品廃棄ロス削減の取り組みに参画

2022/04/11 19:00

「Goエシカル」で販売する商品一例/マースより

 マース ジャパンは、アスクルが運営する通販サービス「LOHACO(ロハコ)」の製品廃棄削減を目的とした取り組み「Goエシカル」に参画し、サイト内にマースジャパンブランドページを設け、一部のペットフードの販売を4月6日から開始しています。

 Goエシカルとは、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の考え方に基づき、製品のリニューアルに伴う旧製品や、包材に不良が生じた製品など、品質に問題がなくても廃棄されてしまう価値ある良品を、通常商品価格より値段を下げて販売する取り組みを指します。

 マース ジャパンは、アスクルのこのサステナブルな取り組みに賛同し、これまで製品切り替えに伴い廃棄の対象となっていた良品を販売することにしました。第1弾として、カルカンやシーバをはじめとしたドッグフードやキャットフードを提供しています。今後はマース ジャパンが展開するペットフードに加えスナック菓子など、製品の対象を広げながら継続的に販売していく予定です。

SDGsを支持するグローバル企業

 これまでもマースでは、グローバル企業としてSDGsを支持し、さまざまな活動を行ってきました。2017年には10億ドルの費用を拠出し、次世代に向けた持続可能な環境整備プランを立ち上げています。以降、世界的に壊滅の危機に瀕しているサンゴ礁の再生プロジェクトや持続可能な水産資源の調達方法の検討などの取り組みを進めてきました。

 Goエシカルへの参画もその活動の一環と言えるでしょう。製品の廃棄削減に向けた取り組みを展開することで、日本の消費者に対してエシカル消費を推進し、サステナブルな未来の実現に貢献したい意向を示しています。

文=いぬねこプラス編集部

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