坂上忍、日本の動物愛護に「スーパーウルトラ後進国」 さかがみ家への批判に反論も

2022/04/20 17:00

坂上忍、日本の動物愛護に「スーパーウルトラ後進国」 さかがみ家への批判に反論もの画像1

坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」より

 タレントの坂上忍が4月19日、YouTubeチャンネルで「緊急生配信」を行い、動物保護ハウス「さかがみ家」の現状と、今後1年間の活動方針について語りました。

 坂上は長年司会を務めてきた情報バラエティ番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)を今年4月1日で卒業。4月4日からは千葉県袖ケ浦市に「さかがみ家」を開業し、運営に注力しています。

坂上忍「寄付は受け付けません」

 この日の配信では、坂上忍は愛犬のフユトを抱っこしながら登場。まず初めに、最近になってやっと『バイキング』を終えたという実感が湧いてきたと話しました。

 他方、4月15日放送の『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)では、開業したばかりの「さかがみ家」が特集。その中で、さかがみ家のスタッフとして働くタレントが、保護猫活動をしている方の元で修行をする様子が放送されたのですが、「力不足が目立つ」として視聴者からは厳しい意見も出ていました。

 そうした声も坂上の耳には入っているといい、心配はありがたいとしながらも「画面に映っていることがすべてではない」と反論。

<画面に映っていることがすべてではないので。(中略)あの二人の至らない部分のフォローを一切していないのかといえば、フォローをするのは当たり前の話なので。(中略)やるべきことはやってます。
ただ、いくら危機管理をやったからといって絶対に失敗が起きても不思議ではないことをやっているので、その時は散々叩いていただいて結構です。生き物相手ってそういうことなので>

 また、視聴者からの質問で「力になりたいのでスパチャを導入してほしい」というものに対しては、今の段階で寄付を受け付けることは一切ないと回答。動物保護活動を収益化することに意味があると説明しました。

 そこまで収益化にこだわる理由については、動物保護活動にこれまで関わってきた坂上ならではの色々な想いがあるようで、<これだけ動物の命を守ってくれる人がいるのに動物の命を守ってくれる人間のことを考えている人がいるのか><動物の命を守るという善意の中で自分の居場所をつくって満足してるがゆえに今の状態が続いているのではないのか>と動物保護活動を行う上での環境に加え、活動に携わる人についても持論を展開しました。

<カッコつけてると思われるかもしれないんですけど、動物保護っていうのを土台にして、自力で収益を上げて職業化したいので>
<YouTube以外でも、さかがみ家を立ち上げて「寄付させてください」というのはいっぱいきてます。お金もそう、物資もそう。ただ、それじゃダメでしょということで>
<でも、立ち行かなくなったら、土下座してでも寄付をお願いすることもあるかもしれません。という弱気なこともちゃんと言っておきます>
<動物を守るということがベースとして、同じベースの中に、動物を守ってくれる人の生活を守るっていうことができないかな>
<公言しているように、1年間は僕の持ち出しなので。決めてるので、1年間でどういう道すじが付けられるのか>

 さらに、日本の動物保護への意識の低さにも言及。政治家のマニュフェストにも動物愛護を掲げている人はいるが、優先順位はかなり低く<(日本は動物愛護に関して)スーパーウルトラ後進国、どうにもならないよ>と吐き捨てる場面もありました。

 現在は行政の職員とも面会をしているといい、タッグを組みながら、面白いことや変えていけることを模索しているようです。

 最後は、視聴者に対して<長い目で見ていただければ>とメッセージ。近々、「さかがみ家」のYouTubeチャンネルも開設する予定だそうです。

文=いぬねこプラス編集部

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