坂上忍が余命宣告を受けた愛犬に……「この子のためを思って」涙の決断

2022/04/29 19:30

坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」より

 犬や猫は、人間よりも早く成長し、大人になり、年老いていきます。4月21日に放送された動物バラエティー番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)も、それが強く伝わってくる回となりました。

 現在14匹(3匹は亡くなっていますが忘れられない存在のため今も14匹と公言)のワンちゃん・8匹の猫ちゃんと暮らすタレントの坂上忍は、同番組で動物たちと暮らす自宅の様子を定期的に公開しています。今回まず紹介されたのは、2021年6月に坂上家にやってきた子猫「財津1郎」「坂上2郎」「北島3郎」「伊東4朗」の4兄弟。

 当時は目も開いていない状態だった子猫たちも、現在では先住猫たちと変わらない大きさに。ゴミとして置かれていた段ボールを荒らしたり、猫草を倒して床に土をばらまいたりと大暴れ。やんちゃ盛りの子猫らしい行動で遊びまわっている様子が伝えられました。まさに子猫の成長の早さを垣間見る光景ですね。

坂上忍、コウタに手術などを施すか否か

 一方で番組後半には悲しい別れも……。2010年に坂上家に迎えられ、坂上家が現在の動物王国になる“始まりの子”だった犬の「佐藤ツトム」が1月に永眠していたことが報告されました。坂上も1月に自身のブログで報告していたものの、当時の投稿には戸惑いの色が強く出ておりその頃の心境は察するに余りあるものでしょう。

 さらに番組では「佐藤ツトム」の報告に続けて、2月にはゴールデンレトリーバーの「平塚コウタ」が病気となり余命宣告をされたことが明かされスタジオに衝撃が走ります。背中に血だまりのようなものができる「血管肉腫」という病気で、診断した獣医から<外科的手術をしても余命数カ月だと言われてしまいました>と報告する坂上の顔は、立て続けの悪い知らせに憔悴しきっていました。

 「平塚コウタ」に対し手術や抗がん剤治療を施すか否かの決断を迫られた坂上は、“親”の判断で無理をさせるのではなく、体調を気遣いながらずっとそばに寄り添って愛情を注ぐことを選択します。一緒に暮らす犬たちにも「お兄ちゃんとして今まで通りに接してあげてほしい」とお願いしていました。

 「病気にこだわらずできることをやる」という自分なりの答えを出した坂上は、前向きな選択ができる強さを持っている愛犬家と言えるのかもしれません。

文=みーさん

Instagramキャンペーン フォロー&いいねでプレゼントが当たる!