“ごろつき犬”が大変身、引き取り手ゼロが超人気犬に!(動画)
2022/05/13 21:30
米国の保護犬シェルターが、誰も引き取りたがらない保護犬を大変身させた動画が話題になっています。
アリゾナ州マリコパ郡にある動物保護シェルター「Maricopa County Animal Care and Control」に勤めるハンナさんは、自身のTikTokアカウント「hannah.humane」で、ブリーという名のアメリカンピットブルテリア(ピットブル)がまだ里親を見つけられずにいることを明かし、ブリーを“再ブランド化”する様子を動画にして投稿しました。
まず英語で“ごろつき”を意味するBullyという名前をBubba(ブッバ)に変更。SNSにかわいい写真をアップし、‟Adopt me(私をもらって)”と書かれた陽気な衣装に着替えて皆に挨拶します。短い動画からもブッバの人懐こく穏やかな性格が伝わってきます。これならきっとすぐに里親さんを見つけることができるでしょう。
@hannah.humane Bubba is in Phoenix Arizona at @mcanimalcare ♬ Supermodel – Jill Sobule
そう思ったのも束の間、動画を公開した翌日に里親希望者が現れたことをハンナさんが報告しています。これに対しSNSのフォロワーも「涙が出そうなほど嬉しい!」、「コメントを読んでこんな笑顔になったことはないよ」、「良かった。私も彼を迎えたかったけど、ルームメイトに反対されていたんだ」と、祝福の言葉を送りました。
またブッバの元の名前であるブリーについて「Bully(ごろつき)、Shadow(影)、Bane(破滅/毒)、Shredder(シュレッダー)、 Storm(嵐)のような攻撃的だったり恥ずかしい名前は使用禁止リストに入れるべき」というコメントも。これに対しハンナさんは「シェルターが犬の名前をつけることはほぼなく、もとの飼い主が付けた名前が引き継がれる」と返答。今回の改名は特別な措置だったそうです。
いずれにしろ、こんな可愛く優しそうなワンちゃんに“ごろつき”なんて似合いませんね。ブッバが新しい家族と末長く幸せに暮らせることを願いたいです。