踏切は電車通過後も要注意? ワンちゃんが感電する可能性があると判明

2022/05/15 15:00

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 愛犬家の毎日の日課といえば「犬のお散歩」ですよね。お散歩好きの犬であれば、お気に入りのコースをいくつも持っていたりするかもしれません。ですが現在Twitterで、お散歩コースから“とあるスポット”は外したほうがいいとわかる投稿が注目を集めています。

ワンちゃんのむき出しの足に線路は天敵!?

 話題となっているのは、Twitterアカウント「マリナ」の投稿です。それによると犬のマリナは飼い主との散歩中、電車が通過した直後の踏切を渡っていたときに「ギャン!!」と悲鳴を上げたんだそう。幸いマリナは無事で足にも異常は無かったとのことですが、それ以来マリナは踏切を渡るのを嫌がるようになってしまい、飼い主がマリナを抱っこして踏切を渡るようになったといいます。

 飼い主も、いくら調べてもマリナが悲鳴を上げた原因がわからず、最終的に“マルーン色の私鉄”の鉄道会社にメールで問い合わせてみることに。そして数週間後の返信で判明したのは「(電車の)通過直後は(踏切のレールに流れる)電流が強くなる」ということ。さらに、この電流を極力弱めて犬にも影響が出ないレベルにできるか対策を検討していることも添えられていたそうです。

 質問を受けて鉄道会社が何カ所もの踏切で調査を行い、電流の強さを測定したのだといいます。ひとつの問合せにもしっかりと向き合う鉄道会社の真摯な姿勢が伝わってきますね。

 そんな飼い主の注意喚起のツイートに他の愛犬家たちもリプライで反応。<飼っていた犬が同じ経験してました><ウチのトイプードルも線路に鼻先を付けてキャン!と飛び上がってました>といった経験談も複数寄せられています。あまり周知されていない情報ながら、もしかするとお散歩コースに線路のある犬の飼い主たちの間では知られていることなのかもしれません。

 また、<我が家も踏切が近いので散歩行ったら気をつけます>など、今後気をつけようという飼い主や、<確かに人間は靴履いてるからわからんよなぁ>と、素足の犬と異なり人間は靴があるから気づけない部分が存在していることを再認識する声も聞こえてきていました。

 犬が感電しないための対策としては、「電車通過後、少し待ってから渡る」「犬がレールを踏まないよう抱えて渡る」というのが有効なようです。散歩で線路を渡ることのある飼い主さんは、ぜひ気をつけてあげてくださいね。

【参照URL】Twitterマリナ(@Aefh3sg0R43qi3o)

文=みーさん

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