石田ゆり子が理事を務める「ハナプロ」が話題 保護犬猫の医療支援

2022/05/24 10:00

石田ゆり子のInstagram(@yuriyuri1003)より

 俳優の石田ゆり子が理事を務める、飼い主のいない犬と猫の医療費を支援する団体「ハナコプロジェクト(以下ハナプロ)」が5月20日に発足。医療費を集めるためのクラウドファンディングには続々と支援が集まるなど、話題になっています。

石田ゆり子、ミルボラをした子猫の成長を報告

 同プロジェクトの代表理事は、テレビディレクターで作家兼映画監督の山田あかね氏。2011年から犬と猫の命をテーマにした取材を行ってきた人物です。石田がハナプロの発足日に更新した自身のInstagramでは、
<動物たちのために
何かしたいといつも
思ってきました。
事あるごとにその思いを分かちあってきたディレクターであり作家の
山田あかねさん
と共に、およそ2年前から
温めてきたプロジェクトです。
どうか共に、この仕組み作りに
参加してください>
と綴っています。

保護犬猫が負担なく医療を受けられる仕組み

 石田ゆり子が指す“仕組み作り”とは、「保護犬、保護猫が負担なく医療を受けられる」仕組みです。

 まずクラウドファンディングなどで、保護犬・保護猫(野良猫含む)の不妊去勢手術費用と飼い主のいない子犬・子猫の基本的なケア費用を負担するための寄付を募ります。その寄付金で保護主である動物愛護団体のメンバーや個人ボランティアが実際に保護犬・保護猫を診てもらえる協力病院も準備しました。その1つには、小説をはじめ映画『犬部!』のモデル獣医師、太田快作氏が院長を務めるハナ動物病院も含まれています。

 ハナプロ発足当初、6月30日までの目標寄付額を10,000,000円に設定していましたが、1日で目標額をクリア。さらに目標額を50,000,000円に設定し直したところ、その金額も5月24日時点で上回っており、驚異的なスピードで賛同者を集めています。

 また、クラウドファンディングのページでは医療支援について、<理想は、全国どこの動物病院に行っても、保護犬猫と野良猫は負担なく診てもらえること。でも、それには莫大な費用がかかります。また、協力してくださる動物病院さんも全国に必要となります。すぐにはできなくとも、少しずつ近づけていけたらと思っています。>と今後の展望も描いています。

 2021年5月に出版した「ハニオ日記」(扶桑社)の印税のすべてを保護犬・保護猫のために寄付すると宣言していた石田は、その資金をハナプロの設立に充てました。ハナプロのInstagramでは、「予想をはるかに超えた金額の寄付に身が引き締まる」旨を記載している石田。フォロワーからは、「行動を実現していく石田らの姿に勇気をもらえる」「微力ながら応援する」といった応援コメントが多数寄せられています。

石田ゆり子、愛猫の誕生日を祝福

 新しいプロジェクトに期待を膨らませる愛犬家や愛猫家。今後のハナプロの展開に注目したいですね。

柴咲コウの生き物をリスペクトする暮らし

文=いぬねこプラス編集部

Instagramキャンペーン フォロー&いいねでプレゼントが当たる!