杉本彩が軽い気持ちで動物を保護する人に苦言 ‟助けたつもり”の自己満では?

2022/06/12 08:00

杉本彩のInstagram(@sugimoto_aya0719)より

 「軽い気持ちで捨て猫を拾ってはいけない」というのは、大人であれば多くの人が理解していることだと思います。かわいそうだから……とその場の感情で保護しても、その後の世話にかかる手間が現実的な問題として存在するからです。その際に「それなら拾ったあとに施設に引き取ってもらえばいい」と考える人もいるかもしれません。ですが今回は、そんな考え方に警鐘を鳴らす記事をご紹介したいと思います。

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 タレントで公益社団法人動物環境・福祉協会Eva代表理事の杉本彩は6月4日までに自身のInstagramを更新。福井新聞オンラインの連載コラム「杉本彩のEva通信」の記事が配信されたことを報告しました。最新記事では「仔猫が入ったダンボールを病院の前に置いて立ち去った」という事例から「動物の保護」について執筆していることを伝え、「可哀想と思い拾ったのであれば、まず何が出来るか考え動くこと」「保護主として責任と覚悟を持って動いてほしいと思います」とコメントしています。

「気軽に“無責任な保護”をしてはいけない」杉本彩が語る理由

 記事内で語られていたのは、自己満足なだけの無責任な保護によって失われる命があること。具体例として紹介されていたのは、杉本彩がテレビ報道で知ったという「動物病院の前に子猫が置き去りにされ、4匹のうち3匹が亡くなった」という悲しい事例でした。

 その動物病院は保護活動にも熱心な施設で、最近、動物病院の前にタクシーで乗り付けた男性が段ボールに入れられた子猫4匹を置き去りにする出来事があったのだといいます。結果、子猫たちは段ボールに入れられたまま長時間外に放置され、その後動物病院で保護されたものの1匹しか助からなかったのだそう。

 杉本も、男性が子猫たちを置き去りにしたのは悪意からではなく「子猫を助けたい」という思いから行ったことだろうともコメントしています。しかし、自分で「いいことをした」と思っていてもそれは「助けたつもり」であって自己満足にすぎない、と厳しく指摘。「責任を誰かに押し付けただけの非常に無責任で迷惑な行為」であり、まずは自分でできる限りの保護をしたうえでできなかった部分の協力を求める方法が最善だと伝えていました。

子猫を拾ったらどうすればいい?

 猫好きであれば誰でも、捨てられた子猫を見て「助けたい」と思う気持ちは本物だと思います。一匹でも多くの子猫が幸せになれるように、自分にできる範囲での保護をしていきたいですね。

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文=みーさん

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