「年収1,000万より充実している」という猫探偵 破天荒芸人・岡野陽一も改心?

2022/06/12 19:00

GettyImagesより

 どんなに賢い犬や猫でも、絶対に起こらないと言い切れないのが「迷子犬・迷子猫」というアクシデントです。何かの拍子に突然飛び出してしまうと、自力で戻ってこれなくなってしまう子も少なくありません。そんなときに活躍するのが、迷子になってしまった犬や猫の捕獲のプロ「ペット探偵(猫探偵)」です。

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 6月5日に放送された『激レア動物タイムズ』(テレビ東京系)では、迷子猫の捜索依頼を受けた猫探偵の仕事にお笑い芸人の岡野陽一が密着しました。ペット発見率80%以上という凄腕の猫探偵と合流した岡野は、冒頭から「じゃあ明日から頑張りましょう」と小ボケをはさみ猫探偵に「今から始めます」とツッコミを入れられます。それもそのはず、猫探偵の業務のスタートは夜の23時からだったのです。その理由は、室内飼いの猫は外の音に慣れておらず警戒してしまうため、周囲が静かになる夜まで待って捜索を行うのだそう。

 スタートして早々に猫探偵が猫の姿を発見し岡野も「いたいた!いたいた!」とテンションアップ。しかし毛の色が迷子猫とはまったく異なり空振りだったのでした。その後、地域猫を見つけながら歩く猫探偵の捜索方法に、「ここ(さっき)来ましたね」「同じ場所グルグル回るんですか?」と違和感を覚える岡野。実は捜索開始1時間で飼い主の自宅周辺を3周もしていたといいます。その理由を猫探偵は「室内飼いの猫は50~80m圏内にいる割合が多いです」と解説。思ったよりも近くに潜んでいることに岡野も驚きを隠せませんでした。

 捜索に同行する中で、迷子猫とは別の猫を見つけた際に猫探偵が地図に印をつけていることに気づいた岡野。印の意味は、「他の野良猫たちがいる場所は、迷子猫が行っても追い出される」といい、いる可能性が低いエリアとしてメモしておくことで捜索範囲を絞れると知って納得したのでした。さらに熱感知カメラの「サーマルカメラ」や「レーザーポインタ」、「捕獲器」などの「猫探偵の7つ道具」も駆使しながら、岡野と猫探偵は一刻も早く迷子猫を見つけるために歩いて捜索を続けます。

「お金じゃない」猫探偵の想いに芸人・岡野陽一も反省

 また、1日8時間の捜索を3日間実施して費用が86,900円~(猫の場合)であると知った岡野陽一が、「ちょっと芸人、1回辞めようかな」とコメントする場面も。お金が絡むと破天荒な性格が見え隠れする岡野らしい一言でスタジオの笑いを誘いました。

 しかしその後、猫探偵が前職では年収1,000万円以上稼ぐほどの高収入だったことが明らかに。猫探偵となってからは年収が前職よりも下がったといいますが、それでも「見つかったときに飼い主様が喜んでくれる」ことがやりがいだと語る猫探偵。その一言に岡野も「お金じゃないですよね」「ちょっと反省しないとな…」と破天荒な言動を反省し改心する様子を見せたのでした。

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 最終的に迷子猫は2日目の捜索が始まる直前に自ら家に帰ってきて、無事に見つかったことで猫探偵の業務は終了しました。破天荒芸人・岡野も心を入れ替えるほど、猫のことを想って働く人たちがいることが伝わる放送でした。

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文=みーさん

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