杉本彩、針が刺さったペット用おやつに注意喚起 散歩中は愛犬に注意を

2022/07/11 21:00

杉本彩、針が刺さったペット用おやつに注意喚起 愛犬を守るのは飼い主の画像1

杉本彩のInstagram(@ sugimoto_aya0719)より

 タレントの杉本彩が7月9日、「福井新聞ONLINE」(福井新聞社)の連載『杉本彩のEva通信』で、犬の散歩に伴う危険について綴っています。

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 杉本は「公益財団法人 動物環境・福祉協会Eva」の理事長を務めており、適正飼養・終生飼養という飼い主責任の啓発活動、動物に関する法律、制度等に対する国及び地方自治体への働きかけなどを行っています。

犬の散歩は予測のできないことも

 今回の連載で杉本彩は、犬の散歩の際、夏は熱中症に注意しなければならないものの、実は季節問わず危険があると説明。

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 まずは、針が刺しこまれたペット用おやつが路上にまかれており、散歩中の犬がそれを食べてしまったという事件について紹介しています。

 6月29日付の「朝日新聞デジタル」によると、この事件は同27日夜に神奈川県座間市で発生。針が刺さったおやつを食べてしまった犬は、夜間病院で切開手術をすることになったそう。県警座間署は何者かが意図的に針が刺さったペット用おやつを路上に置いたとみて、動物愛護法違反容疑で調べていると伝えられていました。

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 「このような散歩中の犬をわざと狙ったとしか思えない犯行」は、飼い主が注意していても犬が食べてしまう可能性があるとして、よりいっそう気をつけなければならないと杉本は述べています。犬の散歩時には、何者かによる悪質な犯行に気をつけなければならないことはもちろん、飼い主自身が愛犬に注意を図る必要もあるよう。

 杉本はその例として「携帯電話を見ながらの散歩」「飼い主のペースで歩かないからと、強めにリードを引っ張る」「自転車に乗ったままリードを持って愛犬を散歩させる」を挙げました。

 携帯電話を見ながら散歩をすると「犬の行動や周りへの注意がおろそかになる」ため、犬が「うんちやおしっこをしたい素振りをしているのに、気づくことができない」状態になると指摘。

 また、強めにリードを引っ張ることは「犬の自然な行動を制限してしまい、強く引っ張って、肉球や首や関節など、体にダメージを与えてしまう」可能性があるとし、自転車に乗ったままリードを持って愛犬を散歩することは道路交通法違反にあたり、数万円の罰金を課せられることもあるといいます。
 
 散歩時の危険は「予測のできないこともある」ものの、「可能なかぎり、常に危険を予測しながら安全に散歩する」心がけが大切だと述べた杉本。「危険から愛犬を守ってあげられるのは、飼い主さんだけなのですから」と締めくくっています。

 杉本は同連載で、動物虐待や捨てられた犬や猫の殺処分といったさまざまな問題について言及。彼女が目指す「動物福祉の視点から人と動物が幸せに共生できる社会」の実現は、多くの愛犬家・愛猫家たちの願いでもあるでしょう。

文=いぬねこプラス編集部

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