暑い日に愛犬に水を飲ませる裏技とは? 脱水症状チェックの方法も
2022/07/17 09:00
暑くても水を飲むことが好きではないワンちゃんに水を飲ませる裏技がネット上で話題になっています。
TikTokアカウント「@magda_gsd」が投稿した映像には、ジャーマンシェパードのマグダの姿が映っています。マグダはあまり水を飲まないワンちゃんとのことで、水の入ったボウルのにおいは嗅ぎますが、水に口をつけようとはしません。
そこで飼い主さんが思いついたのが、ペットボトルキャップ1杯のミルクを水に混ぜる方法。たったこれだけでマグダはおいしそうに水を飲み出したのでした。
このアイデアはネット上で人気を博し、多くのコメントが寄せられました。
「うちの犬は決して水を飲まないんだけど、この方法はうまくいった!」
「最近私の犬は暑くてなかなか眠れていなかったけど、この方法を試したら半分以上水を飲んで、今はぐっすり眠ってくれてる」
「うちの犬も喜んで水を飲むようになった」
@magda_gsd Hor weather Dog hack. Thanks to Georgie at WT. #gsd #dogsoftiktok ♬ original sound – Magda the German Shepherd Dog
ヨーロッパなど日本に比べてあまりエアコンが普及していない国では、夏の暑さはペットにとってより問題となりがちです。愛犬が脱水症状にならないためにも、適度な水分補給が日本以上に必要かもしれません。
ただし、多くの犬は乳糖不耐症のため、乳製品を摂取することで下痢、嘔吐、腹痛などの症状に襲われる可能性があるため、分量には十分注意しましょう。
犬の脱水症状チェックテスト
アメリカンケネルクラブの獣医師であるジェリー・クライン博士は、犬の皮膚の弾力性を調べることで、犬が脱水状態にあるかどうかを判断する簡単なテストを紹介しています。クライン博士によると、犬の脱水症状を判断する上で、皮膚の弾力性の低下が最も迅速で簡単な検査方法だそうです。
犬の肩甲骨のあたりの皮膚をつまんで持ち上げて離すことを繰り返し、その弾力性を見ます。
水分補給が十分な犬であれば、皮膚が瞬時に元の位置に戻りますが、もし皮膚が戻るまで時間がかかるようなら、脱水症状になっている可能性があるとのことです。脱水時の弾力性を比較するためにも、まずは正常な状態の時に同じテストをしてみることをクライン博士は推奨しています。