坂上忍「ペットショップなくなりますか?」 ひろゆきは生体販売禁止に賛成
2022/07/21 06:00

坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」より
俳優の坂上忍が、YouTubeチャンネル「日経テレ東大学」で7月17日に公開された動画に出演。実業家の成田悠輔氏と「ひろゆき」こと西村博之氏と共に、日本のペットショップ問題について語りました。
坂上忍は現在、動物保護ハウス「さかがみ家」を運営しながら、動物保護活動に邁進しています。今回の動画では、さかがみ家の事業展開や、動物保護団体と行政の問題点といった話題に。するとひろゆきは、そもそも、ペットショップでの生体販売を禁止にした方が早く問題解決ができるのではないかと、坂上に投げかけます。
「犬とか猫を保護するっていう出口の話だと思うんですけど、そもそも論、ペットショップがバンバン犬とか猫とかつくって増やしていくっていう、そっち側を止めるって方が、長期的には解決が早い気がするんですけど」
この意見自体に対しては、坂上も「それが僕も理想」だと同意。フランスやアメリカのカルフォルニア州では生体販売禁止の流れになっているとの話になりますが、坂上は「日本からペットショップなくなりますか? 生体販売なくなりますか? って問われたら、ひろゆきさんどう思います?」と質問します。
ひろゆきは、ペットショップでの生体販売禁止に賛成だと言い、ドイツの例を紹介。ドイツでは、犬を飼いたい場合はブリーダーの元で訓練を受け、飼う際には税を払う必要があり、飼えなくなってしまった場合は罰金が科せられるといいます。日本でもペットショップで犬や猫を衝動買いさせるのは禁止にして、このような制度を取り入れるべきだと主張。
坂上忍「この国からペットショップがなくなるわけない」
一方で坂上は、「僕は悲観的」だと前置きをしたうえで「この国からペットショップがなくなるわけがないじゃん」と、諦めてしまっていると語ります。
また成田悠輔氏が、街の中にデカデカとペットショップがあるのは日本ならではの光景であり、その理由を坂上に問うと、「それはですね、収録が終わったらお話しましょうか」と言葉を濁します。ひろゆきは「(ペットショップは)利益率が高すぎるんですよね」とつぶやいていました。
さらに坂上は、「(日本から)ペットショップはなくならないです」と断言。犬や猫を乱繁殖させる業者も問題だが、飼ってみたら想像と違ったと言って捨ててしまう、買い手にも問題があると指摘します。
日本からペットショップを無くすことは難しいからこそ、保護犬・猫の認知度を高め、ペットショップの子が少しでも売れなくなることを目指していると語る坂上。ちなみに、坂上ほどの知名度があれば千葉県知事になって生体販売を禁止にした方が早いとひろゆきが提案しますが、坂上は実際に、政治家ともコンタクトを取っているとのこと。政治家を巻き込みどう動物保護にアプローチしていくのか、今後の活動に注目です。