元ガールズケイリン選手・高木真備、保護犬保護猫活動のフィールドへ

2022/07/23 20:00

たかぎ まきびのTwitter(@g_mkb)より

 元ガールズケイリン選手の高木真備(まきび)は、2021年にガールズケイリングランプリで悲願の優勝を果たし、22年の5月に競輪選手を引退しました。高木は引退後、実家で和犬の「龍」を飼っていて、元々犬が大好きなことから、犬や猫が殺処分されている悲惨な現状をどうにかしたいと、保護活動に関心をもっていたそうです。

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 ただ、競輪選手としての目標を達成するまでは、トレーニングやレースのことで手いっぱいとなり、保護活動に携わることができなく、どこかモヤモヤした気持ちを抱えていました。そして今回、ガールズケイリングランプリ2021を優勝し、競輪選手としてやり切ったことで、保護活動の道に進むことを決意したのです。

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 7月4日配信の「東スポWeb」によると、現在は各地の施設や猫カフェなどを訪れ、保護犬や保護猫の実態を学んでいます。学んでいく中で高木は、飼い主が犬を手放しに来るシーンを見学したことも。犬はおすわりをしたまま飼い主が去っていくのを見続け、「また帰ってくるんだろうな」と思っている様子だったといいます。その光景を目の当たりにし、あまりに心苦しい出来事すぎて涙が止まらなかったとのことです。このような場面を通して高木の胸に「こんな悲しい思いをする必要のない犬猫が一匹でも多く増えてほしい」という使命感が生まれたのかもしれません。

 そんな想いからも、すぐにでも何か力になれないかとの思いは強く、「私に何ができますか」と犬猫譲渡センターの職員に尋ねると、「発信すること」との返答をもらった高木。勉強中の現在は具体的にどのようなことをすれば良いのかまだ分からないとのことですが、ガールズケイリンで大活躍した自身のネームバリューを活かしつつ、ファンからも愛されたその繋がりをも保護犬・保護猫活動へと活用したいと話します。

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まきび の まなび。

 現在高木は自身のnoteで、保護犬・保護猫に馴染みがなかったり、「保護活動って敷居が高そう」と思ったりしている人たちが、保護活動のことを分かりやすく理解できるような情報を発信しています。高木自身が保護犬・保護猫活動の初心者なだけあって、初めてそのような活動に触れる人の第一歩としてはとても読みやすい内容になっています。これによって、「自分も何か携われるかも」「情報を発信してみようかな」と、思う人が増えることを願いたいですね。

 熱量高く、新たなペダルを回し始めた高木の今後にも注目してみてはいかがでしょうか。

文=みーさん

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