坂上忍、保護犬・猫の譲渡が本格始動も漏らしていた複雑な本音
2022/07/29 05:30

坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」より
俳優の坂上忍が運営する動物保護ハウス「さかがみ家」が7月27日、YouTubeチャンネル「さかがみ家のチャンネル」を更新。保護しているワンちゃん、猫ちゃんの様子を公開し、里親さんへの譲渡も本格的に始動しているようです。
2匹の保護猫がトライアルへ
今回の動画では、お世話をしているワンちゃんの「文太」「トキ」「モコ」がシャンプーとトリミングをしてもらう様子を公開。さかがみ家のスタッフで俳優の小野真弓がトリマーの資格を持っているため、小野がカットをしていきます。
また、7月20日に公開された動画で坂上が名前を付けた、3匹の子猫ちゃんたちがリラックスしている姿も。ちなみに坂上は、黒色の男の子を「黒兵衛」、黒白模様の男の子を「安兵衛」、白黒茶の模様の女の子を「サチコ コバヤシ」と名付けていました。
そして動画終盤では、保護猫の「マル」と「ココイチ子」が里親さんとなり得るお家へトライアルに行く様子が。2匹それぞれを入れたケージを車に積んださかがみ家スタッフは、最後まで2匹に話しかけており、動画のコメント欄には「トライアル…寂しいけど…上手くいってくれる事を祈ります」「トライアルの子達をお見送りする場面、グッときてしまいました」「トライアルに出かける子たちを見送るお2人にウルってしちゃいました」といった感想が寄せられています。
坂上忍「うちで引き取っちゃおうかな」
保護犬・猫の譲渡が進んでいるさかがみ家。一方で、懸命にお世話をしたワンちゃん、猫ちゃんが里親さんにもらわれて行くことに、坂上忍自身は割り切れない気持ちもあるようです。
7月17日にYouTubeチャンネル「日経テレ東大学」で公開された動画で坂上は、実業家の成田悠輔氏と「ひろゆき」こと西村博之氏と対談。ひろゆきから、お世話をした子たちを里親のところへ送るのは寂しくないのかと問われると、「寂しいですよ! めちゃめちゃ寂しいですよ!」と本音をポロリ。
さらに、「だってうちにきた子、本当に毎回毎回うちで引き取っちゃおうかなとかってやっぱ思っちゃうけど、それやってるとうちが多頭飼育崩壊になっちゃうでしょ」と複雑な心境を語ります。
そのような中で寂しさを紛らわせる方法として生み出したのが、「トライアル後の引き取るかどうかをジャッジする場に行かない」ことだといいますが、それでも割り切れず、半べそをかいているような状態でトライアルに送り出しているそう。
坂上によると、周りの動物保護活動をしている人たちも、以下のように話しているといいます。
「自分の感情を殺して割り切った風を装って邁進している方もあれば、毎回毎回、涙を流している方もいて、だからそのときに色々とお話を聞くと、まだまだ捨てられちゃったりしんどい思いをしている動物は沢山いるので、どこかで気持ちを切り替えていかないと心がもたないですよねって皆さんおっしゃいますね」
そんな坂上に対してひろゆきは、テレビに出演しバンバンお金を稼いで、全部の犬猫を坂上が飼えばいいと提案。坂上は「それだと本当にただのムツゴロウじゃないですか」とツッコみを入れていました。