坂上忍、保護犬に分離不安症等トラブル勃発 譲渡も進み新たな展開?

2022/08/03 06:00

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坂上忍オフィシャルブログ「綺麗好きでなにが悪い!」より

 動物バラエティ番組『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)が7月29日に放送され、俳優の坂上忍が運営する動物保護ハウス「さかがみ家」が特集されました。

坂上忍、捨てられた子猫を保護

 さかがみ家がスタートしたのは今年4月。保護犬、保護猫のお世話と譲渡をしながら、動物保護活動をビジネスとして継続していくことを目指しています。

さかがみ家の犬にトラブルが

 最初にさかがみ家で受け入れた保護犬は5匹で、日が経つにつれて、全員がさかがみ家に慣れリラックスした日々を送っているよう。しかし、環境に慣れてそれぞれの我が出てきたことでトラブルも発生しているといいます。

坂上忍が漏らしていた本音

坂上忍の二面性を暴露

 まず、まだ子どもの「あいま」と「文太」が勢力争いのような激しいじゃれ合いをするようになったそう。他の犬に対して遊んで欲しいという欲も強く、それに対して「クロ」と「モコ」がイライラしているのだとか。ただ、坂上はそれを悲観しているわけではなく、「まだ1歳だからこれからですよ」と話していました。

 また、「クロ」にもある問題が。最初は大人しかったクロですが、飼い主が見えないと不安で問題行動を起こす分離不安症になってしまい、特に女性への依存が強く出ているといいます。

 それにはクロの悲しい過去が関係しているよう。番組によると、捨て犬だったクロは、沖縄県の動物愛護センターから一度はある夫婦に引き取られました。妻はクロを常に抱っこして甘やかしながら育てていたものの、クロ中心の生活にイライラする夫は無関心と対照的。そして、クロを迎えてから5年後に夫婦は離婚し、金銭的に余裕のなかった妻は、クロを置いて家を出たそうです。

 クロに興味のない夫はろくにご飯も与えず、庭に出されたクロは街を徘徊するように。そして、かなり衰弱した状態で保護され、愛護センターへ戻ったといいます。クロのこうした経験が、分離不安症を引き起こしている可能性が高いようです。

 一方、保護猫たちには嬉しい成長が。多頭飼育崩壊の現場から救出された白猫トリオの「ルビー」「マリ」「勝新」は警戒心が強く、他の猫たちがケージの外で遊んでいても、ケージの中から動こうとしませんでした。

 しかし、さかがみ家に来てから2カ月が経過したある日、3匹はケージから出てサンルームに移動。まだ人に慣れたという状態ではないようですが、だいぶ進歩したようです。

初の里親さんへの譲渡が決定

 そして、里親さんへの譲渡も進んでいます。

 さかがみ家初のトライアルに挑戦したのは、保護猫の「マル」と「ココイチ子」。2匹は一緒のケージに入るなどとても相性が良く、坂上も「一緒に引き取ってもらえたら」と話していたよう。

 そうしたこともあり、2匹は一緒に里親募集サイトから応募した中村家でトライアルをすることに。トライアル当日、坂上自身が2匹を連れて中村家を訪れます。「ここがお別れと思ってきてますよ」と話す坂上の顔は何だか寂しそう。

 そして、トライアルから1週間後、坂上は再び中村家へ。2匹は中村家に馴染んでおり、坂上は「寂しい気持ちもあるけど、今日この2人の安心してる顔見たら、このお家で良かったな」と一言。正式に譲渡することが決まりました。

 また、分離不安症を抱えるクロにも里親希望者が。ただ、希望者の親子の家には先住犬の「レオ」くんがいるため、まずは犬同士の顔合わせからスタートすることに。

 さかがみ家のスタッフで俳優の古山憲太郎が、クロを連れて屋外でレオくんと初対面します。クロは他の犬にあまり興味がなく、ほぼ無関心。一方、レオくんはクロの匂いを嗅いだものの、攻撃的にはならず相性は悪くないようです。

 次はレオくんの縄張りでもある家の中で2匹を対面させますが、レオくんは最初こそ吠えていたものの次第に落ち着き、クロがレオくんのお皿で水を飲んでも怒ることはありませんでした。そのため、クロもトライアルに挑戦することが決定。さかがみ家のワンちゃんで初の譲渡となるのでしょうか。

 ちなみに、お家での対面中、レオくんは突如、古山に対してだけ吠え続け、古山は途中で家の中から退出。古山とレオくんの相性はあまりよくなかったようです。

文=いぬねこプラス編集部

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