映画『ハウ』から読み取る、迷子犬を減らすアクション【後編】
2022/09/10 09:00
飼い主がもし愛犬を迷子にさせてしまったら
もし愛犬が迷子になってしまったら、真っ先に保健所、警察署、獣医、地域の動物管理センター、保護団体全てに連絡をしましょう。その後に各所のアドバイスなどを参考に、愛犬を探すための具体的な行動に移ります。
犬の本能・能力を侮らない
「犬の事故の9割は人間のせい」とよく言われます。「人間」というのは必ずしも飼い主だけとは限りませんが、それは迷子もしかりです。どんな人間でも失敗します。そして犬は人間とは違う種族の生き物。その本能や驚くべき身体能力を侮ってはいけません。
どれだけ注意しても、数々の誘惑や危険、不測の事態を前に、「100%安全」は存在しません。ただ、私たちとは違うその素晴らしい種族の本能や能力を理解しようと努め、100%の安全にできる限り近づける努力をし続けることが飼い主の義務であり、愛です。
今この瞬間も、どこかで独りでいる迷子の犬たちの姿を想っては胸が痛みます。映画のハウのように、彼らもこの空の下できっと大好きな人を目指している。どうか、一頭でも現在迷子の子、未来の迷子の子が減りますように。自分の愛犬へのワンアクション、迷子犬を見た時のワンアクションが、きっと迷子犬の数を減らす力になるはずです。
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