ロイヤルカナン、猫の“真の健康”を育むポイントをキャットショーで訴求

2022/09/19 17:00

(C)いぬねこプラス

 ロイヤルカナンジャポンは9月11日、日本最大級のキャットショー「ジャパンキャットショー」を開催しました。2019年に引き続き今回が2回目。ロイヤルカナンのパートナーであるブリーダーの持続的な発展とキャットショーを通じて一人でも多くの飼い主に愛猫の真の健康を育むための知識と行動を身に付けてもらう狙いがあります。

そもそもキャットショーって?

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 主催する審査クラブによって審査スタイルは異なりますが、血種猫種ごとに定められた審査基準によって、健康で健全な精神を持ち、スタンダード(純血種ごとの本来の骨格や毛色など)により近い容姿を兼ね備えた猫を表彰します。

 今回参加した団体は、CFA(CAF Japan Region)とTICA(TICA Asia East Region)の2大血統書登録団体。CFAは1906年、TICAは1979年に、どちらも米国で創立された歴史のある団体です。ジャパンキャットショーでも華やかな猫ちゃんたちが会場に集い、来場者を魅了しました。

猫の幸せが学べるセミナーも開催

 セミナーでは、東京猫医療センター院長、服部幸先生の「ねこを幸せにするための”動物病院活用術”」や東京農工大学特任講師の入交眞巳先生による「ねこを幸せにするための3ポイント」が披露されました。

 服部先生は、動物病院活用術として、動物病院は健康診断、食事の相談、ダイエット、爪切りなど猫に関する悩み相談ができる場とし、元気な時に訪れ、かかりつけの動物病院をつくることが重要とします。また、気になった症状については動画などで撮影することや、下痢の場合は便を持参、嘔吐や誤食であれば餌を与えず病院に行くことを勧めます。

 一方、入交先生は猫の幸せについて、動物福祉に基づいて解説。そもそも動物福祉とは、主役である動物の毎日の快適性を考え、環境を整えることで、動物本来の行動を発現させるという考え方。入交先生は混同しやすい動物愛護を交え、動物愛護は「私が主語となって、私がこの子を愛し守るという考え」であり、動物福祉は主役である動物が「快適に暮らすには私たちは何をすればいいのか」という考えであると補足します。

 そのために飼い主が整えたい環境について具体的には、多頭飼育の場合でもそれぞれの猫のパーソナルスペースを確保できる空間を用意することが大事とし、柔らかい寝床や隠れられる場所、登れる場所など、それぞれの猫が好む空間をいくつか準備する重要性を説きます。

 また、多頭飼育の場合でも、飼い主がそれぞれの猫と遊ぶ時間を持つことが大事ともいいます。遊びの工夫としては、ハンティングゲームや知育玩具を利用した脳トレゲームなどを挙げていました。

真の健康を育む5つのポイントとは

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 会場には、ロイヤルカナンブースが設置され、猫に関するクイズに答えながら「猫の“真の健康”を育むペットオーナーになるための5つのポイント」が学べるようになっていました。下記が5つのポイントです。

種類や個体によって身体的特徴、性格、行動(癖)が違うことを理解して接する
品種・年齢・身体サイズ・ライフスタイル・健康状態により栄養ニーズが異なることを理解し、適切な量の最適なフードを与える
日常的によく「観察」し、変化に対して適切な対応をとる
人の4倍以上の早さで歳を取ることを理解し定期的に健康診断を受けさせる
栄養や健康に関する正しい知識を持つ専門家に日常的に相談して適切なアドバイスを得る

 5つのポイントについてもっと詳しく知ってみたい、という方はロイヤルカナンのウェブサイトを覗いてみてください。

文=いぬねこプラス編集部

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